スプレッドとは?取引コストをわかりやすく解説

基礎知識・用語解説

FXの勉強をしていると、必ず出てくる言葉のひとつが「スプレッド」。
スプレッドってなに?」「どうやって取引に関係するの?」と疑問に思う方も多いですよね。

今回は、初心者向けにスプレッドとは何かなぜ重要なのかを、やさしく丁寧に解説していきます!


スプレッドとは?

スプレッドとは、
「買う価格」と「売る価格」の差額のことを指します。

たとえば、

  • ドル円の買値が150.01円
  • ドル円の売値が150.00円

だとすると、
この差額0.01円が「スプレッド」です。

💡
つまり、スプレッドは実質的な取引コストなんです!



取引をスタートした瞬間、すでにスプレッド分だけ「マイナス」からのスタートになることを覚えておきましょう!


なぜスプレッドがあるの?

FX会社は、取引手数料を取らない代わりに、
スプレッドをコストとして収益を得ています。

つまり、私たちトレーダーは、

  • 「買うときは少し高く」
  • 「売るときは少し安く」 取引をすることになるため、その差額がコストになるわけです。

スプレッドの広さは取引コストに直結!

スプレッドが広い=取引コストが高い
スプレッドが狭い=取引コストが安い

ということになります。

【表】スプレッドによるコスト比較(例:1万通貨取引)

スプレッドコスト額(目安)
0.2pips約20円
1.0pips約100円
2.0pips約200円

💡
同じ取引でも、スプレッドが広いとコストがかさむ!


主要通貨ペアのスプレッド例(目安)

通貨ペアスプレッド(例)
ドル/円(USD/JPY)0.2〜0.3pips
ユーロ/円(EUR/JPY)0.4〜0.5pips
ポンド/円(GBP/JPY)0.8〜1.5pips

※スプレッドはFX会社や時間帯によって変動します。


特に取引量の多いドル円は、スプレッドが狭いので初心者にも人気です!


スプレッドに関する注意点

スプレッドは常に固定ではありません。
以下の場合、スプレッドが広がることがあります。

  • 経済指標発表時
  • 早朝・深夜など取引が少ない時間帯
  • 世界的なニュースが出たとき

広がったスプレッドで取引すると、思わぬ損失になることもあるので注意しましょう!


スプレッドが狭い会社を選ぶメリット

初心者がFX会社を選ぶときには、
スプレッドが狭い会社を選ぶことがとても大切です!

理由は、

  • 取引コストを抑えられる
  • 短期売買(スキャルピングなど)が有利になる
  • コツコツ利益を積み上げやすい

特に、これから取引回数が多くなる人にとって、
スプレッドの小さな差が積み重なって大きな差になるので、しっかりチェックしましょう!


まとめ

今回は、スプレッドとは何かなぜ重要なのかについてやさしく解説しました!

  • スプレッド=買値と売値の差=実質的な取引コスト
  • スプレッドが狭い=取引コストが安い
  • 経済指標や早朝などはスプレッドが広がることがあるので注意
  • FX会社選びではスプレッドの狭さが超重要ポイント!

スプレッドの仕組みをしっかり理解して、
賢く取引を始めていきましょう!