リスク管理とは?損切り・資金管理の基本をわかりやすく解説

取引のやり方・テクニック

FXを始めるなら、リスク管理は絶対に避けて通れないテーマです。

リスク管理って難しそう…」と思うかもしれませんが、
大丈夫!今回は、損切りや資金管理の基本を、初心者向けにわかりやすく解説していきます。


リスク管理とは?

リスク管理とは、
取引で想定外の損失が出たときに、損失を小さく抑えるための工夫のことです。

FXは、利益を狙う投資ですが、
常にリスク(損失の可能性)も隣り合わせにあります。

💡
「どれだけ損しないか」が、FXで生き残るカギなんです!


損切りとは?

損切り(ロスカット)とは、
ある程度損失が出たら、それ以上悪化しないように取引をやめることです。

たとえば、

  • ドル円を150円で買った
  • 149.50円に下がったら損切り設定(損失確定)

というように、事前に「ここまで下がったらやめる」というラインを決めておくのが基本です。


買いポジション(150円)
 ↓
含み損拡大(149.80円)
 ↓
損切りライン(149.50円)で自動決済


ズルズルと損失を広げないために、損切りは必須!


なぜ損切りが必要なの?

「もう少し待てば戻るかも…」と思って我慢してしまうと、

  • 損失がどんどん大きくなる
  • メンタルがボロボロになる という悪循環に陥ってしまいます。

損切りは、負けを小さく抑えるための「守りの武器」なんです!


資金管理とは?

資金管理とは、
自分の資金に対して、適切なリスク量を設定して取引することです。

たとえば、

  • 10万円の資金があるなら、
  • 1回の取引でリスクを最大2000円(2%)以内に抑える

というルールを作っておくイメージです。


【表】資金管理の目安(1回あたりのリスク量)

資金額推奨リスク量(1回)
10万円2000円以内(2%)
50万円1万円以内(2%)
100万円2万円以内(2%)

💡
「1回で資金の大半を失うリスクを絶対に取らない」ことが大事!


【例題】資金管理を意識した取引例

例:

  • 10万円の資金
  • 1取引のリスクは最大2000円まで
  • 損切り幅は20pips設定

この場合、

  • 1pipsあたり100円になるようにロット設定
  • つまり0.1ロット(1万通貨)で取引するのが適切です。


資金とロット、損切り幅をバランスよく考えるのが資金管理のコツ!


リスク管理ができると、こんなに違う!

リスク管理ありリスク管理なし
小さな負けで済む大損してメンタル崩壊
取引が安定する感情的なギャンブル取引になりやすい
コツコツ資産を増やせる一撃で資金を失う可能性がある

💡
リスク管理=長く続けるための必須スキルです!


まとめ

今回は、リスク管理とは何か損切り・資金管理の基本をやさしく解説しました!

  • リスク管理=損失を小さく抑えるための工夫
  • 損切り=あらかじめ決めた価格で損失確定すること
  • 資金管理=1回あたりのリスクを資金の数%以内に抑えること
  • リスク管理ができる人だけが、FXで長く生き残れる!

利益を伸ばすことも大切ですが、
まずは「負けない技術」をしっかり身につけましょう!