pips(ピップス)とは?わかりやすく解説

pips(ピップス)ってよく聞くけど、正直よくわからない…」
そんな初心者の方も多いと思います。

このページでは、pipsとは何か、そしてなぜFXで大事な単位なのかを、
やさしい言葉と図解でわかりやすく解説していきます!


pips(ピップス)とは?

pips(ピップス)とは、為替レートの変動幅を表す単位です。

たとえば、

  • ドル円(USD/JPY)が「150.00円」から「150.01円」になった場合、
  • この「0.01円」の変動が1pipsになります。

つまり、1pips = 0.01円(ドル円の場合)というわけですね。


150.00円 → 150.01円 ⇒ 1pips上昇
150.00円 → 149.99円 ⇒ 1pips下落

💡
小さな単位だけど、取引量によって大きな損益に変わる!


pipsはなぜ重要なの?

FXでは、「何円儲かった」「何円損した」と表現するよりも、
「何pips動いたか」で成果を測るのが一般的です。

なぜなら、

  • 通貨ペアによってレートの単位が違う
  • 取引量(ロット数)によって金額が変わる からです。

pips=取引の成績を客観的に表す共通単位
と覚えておきましょう!


取引量とpipsの関係

FXでは、取引する通貨の量(ロット数)によって、
1pipsあたりの損益が変わります。

【表】取引量と1pipsあたりの損益

取引量1pips動いたときの損益
1000通貨約10円
1万通貨約100円
10万通貨約1000円

たとえば、1000通貨で取引していて、
10pips動いたら約100円の損益が発生します。


【例題】実際に計算してみよう!

例:
1000通貨で取引 → レートが150.00円から150.50円に上昇

このときの変動幅は

  • 0.50円の上昇
  • つまり50pipsの上昇

1pipsあたり約10円なので、

  • 50pips × 10円 = 500円の利益となります!

✅ こうしてpips × 通貨量で簡単に損益が計算できるんです。


注意点:通貨ペアによってpipsの感覚が違うことも

ほとんどの通貨ペア(ドル円、ユーロ円など)は、
小数点第2位(0.01円単位)が1pipsですが、
一部(ユーロ/ドルなど)では小数点第4位が1pipsとなる場合もあります。

例:

  • EUR/USD(ユーロ/ドル)の場合
    → 1.1000 → 1.1001 = 1pips

💡 通貨ペアによってルールが違うので、慣れるまでは注意しましょう!


pipsを味方につけよう!

FXで安定して勝ち続けるためには、

  • 「何円儲かったか」ではなく、
  • 「何pips取れたか」で結果を振り返るクセ
    をつけるのがとても大事です。

pipsを基準に取引を振り返ることで、
取引ルールがブレにくくなり、成長スピードも上がります!


まとめ

今回は、pipsとは何かなぜ重要なのかについてやさしく解説しました!

  • pips=為替レートの変動を表す単位
  • pips × 通貨量で損益が決まる
  • 通貨ペアによってpipsの単位が異なる場合がある
  • 取引成果はpipsで振り返るクセをつけるとGOOD!

最初は難しく感じるかもしれませんが、
取引を重ねるうちに自然とpips感覚は身についていきます。

焦らず、ゆっくりと慣れていきましょう!